【レポート】東日本大震災復興祈念全日本防具付空手道選手権大会
去る、8月23日日曜日。
気仙沼市総合体育館(ケー・ウエーブ)にて、東日本大震災復興祈念 全日本防具付空手道選手権大会が盛大に開催されました。
東日本大震災復興祈念 全日本防具付空手道選手権大会
(第40回宮城県防具付空手道選手権大会)
日時 : 平成27年8月23日(日)
会場 : 気仙沼市総合体育館(ケーウェーブ)
主催 : 全日本防具付空手道選手権大会実行委員会
主管 : 宮城県防具付空手道連盟・気仙沼市空手道連盟
協賛 : 全日本空手道連盟錬武会、NPO法人世界硬式空手道連盟、全東北・北海道空手道連盟、国際千唐流空手道連盟、全日本松涛流空手道連盟藤田会、全日本空手道昭林流拳心会、全日本空手道心技会試武館
後援 : 宮城県、宮城県教育委員会、(財)宮城県体育協会、気仙沼市、気仙沼市教育委員会、気仙沼市体育協会、気仙沼市総合体育館、河北新報社、TBC東北放送、KHB東日本放送、仙台放送、ミヤギテレビ、三陸新報社、リアスの風、気仙沼ケーブルネットワーク、日本空手道王統流
東日本大震災から4年。
大きな津波被害に見舞われいまだその傷跡が残る気仙沼において、さらなる復興を祈念して開催された今大会。
錬武会東京都本部からは国士舘大学傳拳より二名が、それぞれ一般女子形の部と一般男子組手の部に参加しました。
復興祈念大会という事で、様々な方から祝辞がありました。
榊春夫 大会副会長(宮城県防具付空手道連盟副会長)による開会宣言
小野寺憲 大会会長(宮城県防具付空手道連盟会長)による開会挨拶
菅原茂 大会名誉会長(気仙沼市長)による開会挨拶
須賀信行 全日本空手道連盟錬武会会長による祝辞
二上映子 東京富士大学理事長による祝辞
畠山和純 宮城県議員による祝辞
田嶋靖男 全東北・北海道防具付空手道連盟会長による祝辞
選手宣誓は地元宮城県の久須田選手が行い、日頃の稽古の成果を発揮し正々堂々勝負することを誓いました。
宮城県米山町空手道連盟 久須田正選手による選手宣誓
また、復興祈念大会ということで感謝状の贈呈がありました。
錬武会須賀信行会長へは防具付空手道の普及に尽力されたことに対する感謝状が小野寺憲宮城県防具付空手道連盟会長より贈られました。
全日本空手道連盟錬武会 須賀信行会長への感謝状の贈呈
また震災以降毎年募金を募り、寄付をされている錬武会神奈川の菊村敏彦本部長へも感謝状が贈られました。
錬武会神奈川 菊村敏彦本部長への感謝状の贈呈
演武は宮城県防具付空手道連盟小野寺憲総師範および、少林寺流拳行館館長で世界硬式空手道連盟の会長である久高正之空観先生が行われました。
宮城県防具付空手道連盟 小野寺憲総師範による棒術「佐久川の棍」の演武
少林寺流拳行館(世界硬式空手道連盟) 久高正之空観館長による演武
試合は組手の部、形の部の個人戦が行われ、のべ450名が参加しました。
錬武会の強豪、宮城県の地元での開催ということもあり、組手は直接打撃の一本勝負による、非常に白熱した試合が展開されました。
一般女子有段の部の様子 上段突きを決める大滝あゆみ選手(写真左・神奈川県)
一般男子有段の部の様子 上段蹴りを決める高橋誠一選手(写真左・宮城県)
一般男子有段の部の優勝は地元宮城県、南三陸町歌津支部の近藤飛鳥選手でした。
並み居る強豪選手を打ち破り、宮城県に吉報をもたらしました。
一般男子有段の部決勝戦 上段突きを決める近藤飛鳥選手(写真左・宮城県)
近藤飛鳥選手の優勝を祝福する宮城県の選手達
錬武会東京から参加した木下選手(右)
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